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社長年頭のご挨拶 「新年を機にもう一度ITの役割を考えてみた」

2022年1月吉日
イー・ビー・ソリューションズ株式会社
柳澤 時彦

写真 社長_柳澤時彦

あけましておめでとうございます。EBSS社長の柳澤です。


新年のご挨拶を申し上げます。


2年続いてきたコロナ禍の出口がようやく見えだしたかと思った矢先に、昨年末はオミクロン株の登場ということで再び視界がぼやけてきてしまった状況の中、新しい年を迎えました。


感染症対策とそれを継続するマインドをリセットするわけには今年もいきそうもありませんが、小さい区切りをつけながら、この2年間で変わった仕事の仕方や生活様式を、さらに地に着いたものにしていきたいものです。


さてEBSSの提供するサービスの真ん中にある「IT」がこうした状況の中で果たすべき役割を、この機会にもう一度考えてみました。


テレワークやWeb会議など、密を回避するための新しい仕事のメソッドが、ここ2年のコロナ禍と感染症対策をきっかけに国内では急速に浸透しました。


これらは人類(大袈裟!)が開発してきたテクノロジーが、危機への対応手段として急速に活用されて、私たちの社会、生活の変化を後押しした一例といえるでしょう。


リモートワークで仕事を進めづらい業種、職種の方も我々のお客様や社内それぞれに存在します。これまではこちらが発した言葉を聞き手がどういった受け取り方をしたかを、声や表情で我々は判断してきました。


しかし、リモートではこうしたコミュニケーションにどうしても欠落ができてしまいます。我々自身、システムの要件定義を行う際には、こうした看過できない欠落をいかにカバーするかという悩みを現在進行で抱えています。


まだこれはという解決策は見つけられていないわけですが、仮想空間と現実との間での出来事をテーマにしたアニメの大ヒット作品などをみていると、ああしたVR空間でのやりとりスタイル、メタバースが案外、こうした課題の将来的な解決の絵姿のヒントだったりするのかもなどと私自身は妄想しています。




少し視線を変えてみます。


1月1日に約10年をかけて準備が進められてきた「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」が、日本、オーストラリア、ニュージーランド、中国に加え、ブルネイ、カンボジア、ラオス、シンガポール、タイ、ベトナムなどのASEAN(東南アジア諸国連合)10か国で発効されます。(2月から韓国も参画し、RCEP参加国は合計15か国に)。※2022年1月時点、経産省ホームページより引用


これは巨大、かつ成長力の高い自由貿易圏の確立という経済文脈、超大国の世界経済への影響強大化という政治文脈で語られることが多いニュースですが、ビジネス面へ目線をずらすと、RCEPは横断的な貿易ルール、知的財産や電子商取引の分野での共通のルールが必要になるといった側面があります。


これらのルール実現に向けては、現行の仕組みへの新しいロジックの追加、見直しというIT的なアプローチの必要性が潜んでいるのではないでしょうか。





もう1つ。


弊社のお客様の多くが、サステナビリティを意識した経営高度化に取り組みつつあり、長期的な社会課題、環境問題の動向を捉えつつ、経営資源配分を行い、持続的成長を模索しておられます。


最近のニュースや活字でも報じられているように、企業活動、個人の生活それぞれの中でSDGsへの視点を組み込む動きは本年も加速していくことが予想されます。


具体化の程度の違いはあるかもしれませんが、この実現に向けては、各社とも格差解消といった制度、ルールの更新、エネルギーのクリーン化、インフラ整備といった視点、取り組みとともに、問題解決の施策としてデジタル・トランスフォーメーション(DX)を活用するアプローチという点が共通しているように映ります。


ITをうまく施策に取り入れる企業はSDGsによって数値的な成長を生み出す一方で、それらに二の足を踏む企業に関してはSDGsはマインドや姿勢の徹底といった企業活動に収束するという二分化が進むのではないでしょうか。


ここまでつらつらと挙げさせて頂いたような、変化する社会ニーズへの対応サポート。これがITの果たすべき優先度の高い役割の1つです。





EBSSがITを用いて、お客様や社会に向けて果たせる成果のそれぞれは決して大きくはありません。


しかし、IT企画、基幹システムの見直しや高度化、国内企業の海外進出や海外企業の国内へのロールインといったITと業務知識をもとに課題解決を支援することを通じて、お客様の変革を着実に後押しするという姿勢は、進め方のアップデートを図りつつ今年も気持ちを新たに、我々は示し続けていきたいと思います。


本年も弊社のサービスのご活用を検討いただければ幸いです。




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