社長ご挨拶

「３つのC」

コロナ禍によって世の中の様式が変容していく中、多くの企業も変化を強いられています。我々の主要なお客様である製造業企業の多くにとっては、こうした様式の変化が機会創出以上に、負荷となっていることも多いように感じています。

あらゆる分野で新しい考え方や常識が広がっており、過去に評価されてきたものの価値が良い意味でも悪い意味でも見直されつつあります。それに伴い、我々IT系コンサルタントに求められる役割もアップデートが必要となってきました。

例えば、「プラスをより大きなプラスへ」　といったことを目指していたお客様と、「マイナスからまず０へ」　「0からプラスへ」　を目指すお客様では、我々に期待するものも変わってきます。

コンサルタント(Consultant)としての提言や戦略だけでなく、カウンセラー(Counselor)的にお客様と二人三脚での治療を考えたり、コーチ(Coach)的な助言をしたり、といったオプションが求められるといった具合に。

本来これらは別物として定義されてきたものです。コンサルタントという役割が不変で保持すべき資質を常に意識しつつ、こうした守備範囲を厳密に守り続けるコンサル会社、コンサルタントも、いい意味で存在し続けます。

それに対して、弊社のコンサルタントはお客様が現場で用いる言葉、発する言葉の理解に努めながら、そこから伝わる困りごとを解決していきたいという気持ちを大事にしつつ、これまでもお客様と向かい合ってきました。その時々での困りごとを解決するためには、３つのCのいずれを用いることが適切かを考えながら。

そうしたスタンスを改めて整理しつつ、お客様が求める変化と改善、守りたい価値や文化のそれぞれを見極めて、不透明な世界の中、企業が前に進むことを手助けします。

ERP、DX、プロジェクト管理、IT企画、業務改善。

EBSSが提供するサービスメニューはそうした手助けの材料でしかありません。しかしこれらを３つのCに基づき、時には単独で時に組み合わせて正しく活用することで、お客様に納得いただくことが、弊社の矜持であり、コンサルティングの在り方です。

弊社サービス、コンサルタントの活用をご一考ください。

イー・ビー・ソリューションズ株式会社

取締役社長 柳澤　時彦